今回は少々めずらしい破損事例です。
お客様から快諾を頂けましたので、ご紹介をさせていただく今回のカーボンステムは怪しげな某国製品等ではなく、超一流メーカー品です。一流メーカー品でも破損のリスクがあるという注意喚起も兼ねての、ご紹介をさせていただこうと思います。

こちらです。
お預りの際にステムを確認していたところ、外側から見て何やら不思議な状態でした。
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このようにステムのコラムクランプ部の割りの部分に何かが挟まっているように見えます。
似たような画像です。
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こちらは左クランクのクランプ部ですが、割りのセンターにプレートを挟んで固定します。

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ボルトを抜いてみます。
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これは嫌な予感がするので外してしっかりと見てみます。

こちらです。
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何が起きているか想像ができるでしょうか。

内側から見てみます。
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カーボンが剥離しています。

別の角度からみるとわかりやすいかと思います。
こちらです。
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少々見づらいですがボルトを指す穴の内部、ボルトの頭が当たる部分がバキバキに割れています。

これは何が起きたのかというと、おそらくボルトの過剰トルク(締め過ぎ)、もしくは何らかの過負荷でボルトの頭の当たる部分が割れ、ボルトが内部にめり込んでいます。
そしてボルトはめり込むだけではなく、内部のカーボン素材が剥離をし、割の部分に突出してしまっている状態でした。
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と、言うことはです。お持ち込み状態から締め込んではいないので詳細は不明ですが、おそらくコラムのクランプ力はかなり低い状態だったこと可能性が考えられます。

しかしです。
後方から見るとこの程度です。
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とこのように、外から見るだけでは、なにか挟まってるだけのように見える場合でも、完全にカーボンがだめになってる場合もあるということです。
カーボンの割れ、といえばもっとくっきりはっきりわかりそうなイメージはありますが、このように外側はほとんど何もなっていない状態でも、実際にはかなり危険な状態になっていることもあるということです。

定期的な点検や自分以外のプロショップでみてもらうこと、大切なことです。
これからの時期、レースやイベントのライドが多くなってきます。点検等お気軽にご相談ください。
ということで今回はカーボン製のステムの破損事例のご紹介でした。


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