一般的にタイヤは過小評価されがちです。
というのもバイクはハイエンドでもタイヤがボロボロで限界を超え、という状態を見ることがあります。しかし基本的にハイエンドのタイヤはトレーニングタイヤと違い、限界まで使うことを想定されていない、というのはタイヤメーカーの話です。
タイヤは唯一の地面との接触する部分であり、どんなに脚力があってもタイヤがダメなら走れませんし、どんなに優秀なブレーキでもタイヤがダメなら止まりません。
転ぶも転ばないもぶつかるも避けれるも、全く同じ自分の技術であれば最後はタイヤ次第だからです。

タイヤは自分が最高だと思うものを、良い状態で使用したいものです。

GOODYEARといえば車のタイヤのほうがはるかに有名なメーカーです。
そんなタイヤの超大手GOODYEARから発売されているロードバイク用のタイヤのハイエンドモデルがGOODYEAR EAGLE F1 SuperSport Rでクリンチャーとチューブレスコンプリートの2種類があります。

GOODYEARのチューブレスは、いわゆるTLR(チューブレスレディ)ではなく、チューブレスコンプリートというものです。チューブレスコンプリートはいわゆるTLRを各メーカー毎の呼び方で読んでいるものではなく、GOODYEARのチューブレスコンプリートはタイヤにエアシール層を追加している、というものです。(※各社TLRの場合は多くはエアシール層なしでシーラントで抑える)公式の”シーラントがより多く残り、必要な瞬間に備えることができます。”という説明もこの構造からのお話かと思います。
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パッケージにはOfficial Licensed Productのシール、高級感があります。

今回、タイヤサイズは28cを選びました。

まずはタイヤを見てみます。
✓重量

残念ながらカタログ値よりもちょっと重めです。
267g(102.7%)
274g(105.4%)
最近はPanaracer等、カタログ重量に対して製品の実測重量はかなり正確に出してきます。
その流れからするとちょっと、、、という方もいるかも知れません。
それでもAGILEST FASTやGP5000STR等と比べても標準的な重量です。

✓ビード
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EAGLE F1SSRのビードは剛性感もあり、かなりしっかり系のビードです。
他社製品ではVittoriaもビード部がかなり剛性感がありしっかりとして、重量もこのビード部の重さがあるイメージでした。ビードの剛性はリムのとの嵌合の関係もあり、リムとの嵌合は強いほうが転がりがよくなるというのも某ホイールメーカーのお話でもありました。
個人的には取り付け、取り外しがスムーズにできればビードはしっかりとしている方が好きです。
ただしホイールによっては(旧作マビック等)付け外しがきついかもしれません。

✓トレッド
まずは厚みですがトレッド部分、サイドウォール部はそこまで分厚くはありません。
AGILEST FASTは特殊なトレッドをしていますのである程度厚みがありますが、FASTよりも薄いです。またパワーカップと同等ぐらいかと思いますので極端に薄いということではありません。
サイドウォールも怖いほど薄いこともありませんので普通ぐらいです。

トレッド幅をAGILEST FAST(28c)と比べてみます。
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若干Eagle F1SSRの方が狭めです。

パワーカップ(25c)と比較してみます。
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パワーカップはやはり25cということもあり若干狭めです。
だからと言ってもワタクシ自身パワーカップを使用している上ではパンクをしやすいとか、コーナーリングで不安があるような挙動が起きるということはありませんでした。(※基本的に公道ですので安全運転です。)

✓タイヤ内側
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何が原因なのかは不明ですが、タイヤ内部このように凸凹があるタイヤの方がシーラントの除去がしやすいイメージです。※もちろんシーラントの種類にもよるところはあります。
更にエアシール層があるということも非常に心強いところです。
馴染が出るまでは減圧幅の多いタイヤもありますが、EAGLE F1 SuperSport Rは組み付けた直後から、自然減圧も極めて少ないです。


✓回転方向
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イメージ的にタイヤのトレッドパターンがないタイヤは回転方向の指定がないイメージですが、EAGLE F1 SuperSport Rはほぼスリックのようなザラザラがあるだけですが回転方向の指定がありました。内部ケーシングの影響なのでしょうか。。。?
それでも指定がある以上は逆につける事はありませんので、指示に従います。

✓組付け
組付けのキツさ的には、昨今のPanaracerやIRCと比べて若干硬めのイメージでした。
ビードのしっかり感(太めで硬め)が強いため、またパナと同様にパラフィン(保存のためのボソボソ)がいい感じにリム上での滑らなさを出してくれるため若干の硬さを感じました。石鹸水などがあっあほうが滑りも良くなりますので組みやすいかと思います。
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その分剛性感のあるビードは極めて上がりやすく、ヌメッとはいかずこれぞチューブレス!という具合いにパパンと甲高い音を立てつつきれいに上がりました。

最近ではタイヤの表面の素材の影響か空気が漏れてビードが動かず上がらないのではなく、ビードが上がりきらないようなタイヤをよく見かけますが、そんなこともなくきれいに上がります。組付けは若干の硬さ、しっかり感を感じますがビード上げはトップクラスに楽でフロアポンプでも余裕で上がる感じです。

シーラントは少なめでもいけそうですが、すっかり忘れていつもどおりの多めに入れてしまいました(笑)
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✓タイヤ幅
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組み付け直後、4.0~4.2BARで実測値29.3mmです。
Eagle F1SSRは28cでホイール内幅23mmですので、おおよそ新ETRTO基準通りです。
数回の走行後は30mmまでボリュームアップで、おそらくタイヤが摩耗して交換時期になる頃にはもう少しは太くなるかと思いますが想定内です。

✓価格
GOODYEAR EAGLE F1 SuperSport R チューブレスコンプリートの価格は11,000円税込みです。
価格的にはAGILEST FASTよりも安く、パワーカップと同額です。GP5000STRは15,950円、コルサプロは14,960円ですのでこれらのタイヤに比べると、ちょっと頭一個分は飛び出しているイメージです。

タイヤと価格の関係性は非常に難しく、高いタイヤでこまめに変えるのは最高ですが、走る距離によってはお財布にかなり厳しいです。だからといって冒頭にも記載した通り、ぼろぼろになっても使うのもハイリスクを背負って走っているようなものです。
一回の走行でもだめになってしまう場合もあるのがタイヤの宿命、ということも怖いところですので、こういったことも含めてのタイヤ選びが重要です。

▶まとめ
組み付けた感じとしては結構しなやかに動いてくれそうなイメージでした。
Eagle F1と比べて転がり抵抗36%削減の実力はどうなのでしょうか。
ということで今回は勝利を掴み取る!GOODYEAR EAGLE F1 SuperSport R!!のご紹介でした。

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