基本の”キ”の字の体重測定に悩む

体重測定、体重計があれば簡単に計ることができます。
家で日々の測定に使っている体重計はそこまで高いものではありません。タニタの2.5千円ぐらいのものです。

自転車乗りの方は、特にヒルクライム系の方なんかは体重の管理をきちんとされている方も多いのではないでしょうか。
となると、できるだけ正確に計りたいものです。

しかしです。

どうしても誤差というものがでてきてしまいます。
今回は体重の誤差、基本の”キ”の字の体重測定に悩む、そんなお話にしてみようと思います。



▶体重の誤差

先日スポーツ選手体力測定に行ってまいりました。
そこでは相変わらずいい値段のInbodyなる体組成計がありますが、それで体重だけではなく体組成も計ることになります。

半年前の記録では体重62.9kg、ほぼ63kgということだったのですが、今回は一味違いました。

62.5kg、、、(;・`д・́)...オチテル…

冬場の走り込み(室内ですが(笑))が効いているのでしょうか。。。

1日ほぼ5食、あれだけ食いまくっているのにもかかわらず体重は減少しております。

とは言ってもです。
家の体重計だと体重の減少は確認できませんでした。
むしろ変わらない~1kg以下の増量ぐらいだと思っていたんですが。。。(; ̄▽ ̄)ハハハ...

またInbodyで一日に何回も計ることはできませんが、家の体重計で測ると1日で最大で2k超の体重の変化が起きています。

2kgですヨ。。。

一番重いのはやはり夕食をたらふく食べたあとで、一番軽いときはトレーニング後で最大61kg台まで落ちることもあります(;゚∀゚)=3ハァハァ


▶パワーウエイトレシオの弱点
体重の誤差による影響ということです。
FTPとかパワーとか単純なパワーには関係ありませんがパワーの体重割。すなわちパワーウエイトレシオの算出時に誤差の影響が大きくでてきます。

体重が2kg違ったとします。
そしてFTPが250Wだとすると、

60kgで4.17W/kgで
62kgで4.03W/kgです。

パワーウエイトレシオではなかなか分かりづらいと思いますので同じPWR 4.10倍としてパワーを算出すると、、、
60kgで246Wです。
62kgの254Wです。

そう、2kgの違いでその差約8Wも変わってきます。

8Wって結構大変なお話です。

8W低いだけでどれだけ楽なことだか。。。

試しに数値的に出したいのでヒルクライム計算機で計算してみます
すべて初期設定、体重のみいじります。
60kg時はAve198Wで3kgマイナスした57kg時はAve191Wです。
計算上はで7Wの差で、体重にしてマイナス3kg分です。。。Σ(゚Д゚)!
(車体重量でも同じ結果になります。)
これどれほど正しい数値なのかは不明ですが、この数ワットって結構違いとして大きいとご理解いただければと思いますm(_ _)m

つまり、パワー値を単純に計測して戦闘力を決めるとどうしても体が大きい、体重が重い人のほうがパワーの絶対値は高くなります。しかし体重を加味してパワーウエイトレシオとしたほうが直接の戦闘力と考えやすいところではありますが、実際には体重の誤差による影響が意外と大きくでてしまうということでもありました。

またパワーウエイトレシオは体重だけでけではなくて季節により変わる衣類等の重量というものも意外と馬鹿に出来ない数値になるとも考えられます。


▶タニタに聞いてみた
体重の誤差はどの程度あるのかを聞いてみました。

”体重計としての最小100g単位で計測が出来るものに関しては誤差±100g”

という回答でした。

しかしです( ゚д゚ )クワッ!!

家ではほぼ体重の減少が確認できなかったにもかかわらず、スポーツ選手測定時前回に比べて400gの減少があった要因で考えられることは?という少々いやらしい質問をしてみました。ゴメンナサイm(_ _)m
(400gぐらい誤差の範囲と十分に考えられますが、、)

回答は以下の通りでした。
”特別な施設で使う計器、検定付きのものの精度は間違いなく高い”
(Inbodyは精度等級:3級)

ということで体重計もそこまで大きな差は無いとは思ったのですが、それは100万以上して更にメーカーの保守・メンテナンスのあるものと、家庭用2.5千円のものが全く同じ精度ということは多分無いと思います。。。(; ̄▽ ̄)ハハハ...

例えば体重60kgだとして±1%の誤差で±600gです。

▶何を基準にするか
体重計の誤差、そして1日の中でも2kg以上も変動する体重、その中で何を基準にして計算するかということになると思います。

そんなことを考えると今回はダイエットとか減量目的ではなくて、パワーウエイトレシオの計算に使いたいと考えます。
パワーウエイトレシオの計算なんかは実際に走ってなんぼ、実際を想定するのが一番だと思います。
夕食をたらふく食べたあとにレースに出るのであればその時間の体重を基準にすると思いますが、まずそんな方はいないと思います。(笑)

ですのでだいたいですが朝食後+朝のお通じ後の体重、この辺を基準にするといいのではないかと思います。
(※正しい体重測定の方法は、朝食”前”+お通じ後ということですが、そんなに朝起きていきなり出ませんヨ。。。(笑))

夏場なんかは一日走り終えた夕方に測れば3kg位落ちることもありますので、こんな時の体重を基準にしては生ぬるくなりすぎです。。。ということであくまでも自分の中で実際に自転車に乗る時間帯や、レースに出るのであればそれを基準を決めておくのがいいと思います。



▶パワーウエイトレシオとFTP
どうしても各種計測の数値は誤差というものがつきものです。
今回の様に体重計もそうですし、パワーメーターもそうです。

そもそもパワーメーターの精度、誤差測定の基準となるものって、、、
また全メーカーで統一しているのかってお話ですが。。。(; ̄▽ ̄)ハハハ...

パワーウエイトレシオは戦闘力、そんな書き方をすることもありますがもう少し正確にこの辺を考えてみると、、、
FTPとかのパワーメーターの数値は、体重差の少ない過去と現在の自分と比べやすい数値であり、
パワーウエイトレシオ、体重割にするのは体重差のある自分と他人を比べやすい数値、であるものと考えられます。

例えば、ヤビツを**分で登れればFTP***Wとは言わないと思います。
正しくはヤビツを**分で登れれば*W/kgという方がまだばらつきは少ないと思います。(もちろん効率なんかでも差は出てくるはずです。)

すなわち体格差(体重差)がある場合、パワーの絶対値だけでは速さの指標とするのはなかなか難しいと思います。そこで体重差がある他の人と比べる指標としてパワーウエイトレシオ(体重割)というものが注目されているのではないかと思います。(重量差の大きいモータースポーツではかなり昔から注目されていました。)

また他人ではなく自分自身でも大きな体重の変動がある場合にはやはり体重割というものが成長を見る上でのポイントにはなると思います。
それでも1kgや2kg程度のごく少量の体重の変動でパワーが落ちるということは、体重以外の原因を探さないといけない場合もあると思います。減量は如何にパワーを落とさず体重を落とすがポイントですネ。

こんなちっちゃいことを気にしているのであれば、四の五の言わずに体重が多少違っても問題ないぐらい鍛えろって話でした。。。(`・ω・´)ゞガンバリマッス!

ということで基本の”キ”の字の体重測定に悩む、そんなお話でした。


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