本はいいゾ!ヒルクライムテクニックの教本を読んだら発見がいっぱい詰まっていた話
冒頭いきなり結論から書きますが、この本は最近買った本の中でも今の自分にとっては、とても良い本で目からウロコがこぼれすぎました。
富士ヒルに向けて確実に買いだと思いましたし、買ってよかったと思いました。
本題に入る前に言葉的なお話ですが、フィジカルというとかっこよく聞こえますが、身体的な能力ということですが、要は体力的なお話で、心肺機能+筋力考えております。
ワタクシは勝手にフィジカルといえば人間としての体力であり身体能力、基礎的なベースとなる力のことで、つまりスポーツにおける人間力の強さ、だと考えております。(頭とか心とかではなくて、単純な体力です)
ベースとなるフィジカルの強さは練習をした時の伸びに直接的に関わってきます。
フィジカルを鍛えるのはものすごく簡単に言うと、負荷をかけた固定ローラーのトレーニングが効率的だと考えております。
またロードバイクに実際に乗るだけではなく、クロストレーニング(主とするスポーツ以外のスポーツトレーニングのこと:例えば自転車選手が取り入れるランやスイム、マラソン選手が取り入れるバイクトレーニング等)やストレングストレーニング(筋トレ)を取り入れるのも効果的だと思います。
本書は表題の通り、ヒルクライムのテクニック的な内容の本です。
基礎的なベースとなる体力の鍛え方ではなくて、フィジカルを鍛えるのと同時に行うことでもっと速くなる可能性のあること、すなわちテクニックでありスキルの鍛え方、これらが書かれています。
イメージ的なお話ですが、固定ローラーのフィジカル、3本ローラーのスキル・テクニック、的なものです。
フィジカルの鍛え方を希望であれば、別の本を選んだほうが良いと思います。
体力の伸びははっきり言って限界があると考えております。
実際に自分の限界を見たわけではありませんが、どんなにやっても一定のラインを超えると伸びが緩やかになります。鍛えれば鍛えるほど同じペースで成長し続けたらとんでもないことになれますが、そうはいかないです。
早く走るためには
フィジカル+スキルの2本立てで考える必要があると思います。
そのスキルやテクニックの面についての事が書かれているのが本書です。
では何がそんなに良かったのかと言うと、色々な意見が書かれているところです。
ペダリングとか乗り方とか、スキル・テクニック的なお話は、本当に難しいところです。
なぜならば、個々に違いがありすぎるからです。
この業界だけではないかもしれませんが、似たように見えても全然違うことが言われている場合が多いからです。
正しいフォームはない、と書かれている本もありました。あの有名な本です。
プロのコーチの方でもその様に書いています。
それこそがある意味答え、ということなのかもしれません。
で結局のところ、多くを取り入れてやってみる、と言うことです。その中で良いものを見つけるというのが良いことだと思います。
もしもその試す、と言う過程ができないのであれば練習する、ということになります。
しかしその中では問題もあります。
というのお話を少し掘り下げてみようと思います。
最近こう言ったトレーニング系の本をたくさん読むようにしております。
もちろんたくさんの知識がほしいですし、自分よりも全然速く走ることができる方々はなぜ速く走れるのか、どうやったら速く走れる様になるのか、秘密を知りたいからです。
というのも速く走れる様になるための機材的なお話は、限界がそこまで高くはないと感じております。
極端な話、速い人は何に乗っても速い、ということです。(1分1秒を争うような場面でなければ、ですが、)
スキルとはフィジカル的なお話は置いておいたとしても、高いければ高いほどよいことです。少ないパワーで効率よく速く走れるというのがスキルでありテクニックだと思います。
▶レベルアップ(スキルアップ)の瞬間
それでもこう言った本を読み、色々な知識を取り入れるということは何がいいかと言うと、新しい知識であったり、”発見”を得ることができる場合があるというです。
知識とはトレーニング方法やスキルの身につけ方であったりするもので、新しい発見は日々の練習の中で時々ふとした時に、あっ!コレいいっ!と言うような”ひらめき”のようなものだと思います。
兎にも角にもまずは自転車に乗る、そして自転車に乗っていると、ふとした瞬間に新しい発見ということがたまにあるわけです。
下記のツイートにも書きました。
極端な話、長い時間、長い距離を走る中で自分で気がつく発見的なことを、本を読むことで一瞬で発見できる可能性があるかもしれません。コレは素晴らしいことだと思います。
とは言っても自分でする発見と、本から得るその発見は違いがあり、本から得る発見は一度頭に入ってくる情報で、頭に入った情報を体が使えないと意味がありません。
練習はそのためにすることだと思います。
フィジカルはある意味瞬間的に速くなることはほぼ無いと思いますが、スキル的なレベルアップは瞬間的に速くなることがあるかもしれません。
▶判断基準となると自分スタンダード
またその発見や知識を、本当に貴重なものと捉えることができるのかできないのかは、ベーストレーニングであったり日々のトレーニングで積み上げたものが体にあるかないか、にもよると思います。
寝ても覚めてもじゃ無いけれども、、、
このいわゆる染み付いた感覚のようなものを得るためにはやはりある程度の乗り込み、走り込みは必要になってくると思い、距離を走ることを続けております。
というのも自分スタンダードが染み付いていないと、それが普段(自分スタンダード)と違うことなのか否か、そして本当に良いことなのか悪いことなのかがわかりません。
本当に稀で貴重な発見があったとしても、それに気がつけるか否か、と言うお話です。
仮に気がついたとしたあと、その判別となる良し悪しができるのか、というのが第2段階です。良し悪しの判別が難しいので、客観的に見られるタイムをみたり、パワーメーターを使って数値化して判別したりする場合があります。
例えばですが、こうしたらなんか疲れづらいとか、よく進む、力がかかりやすい、パワーがよく出る、とかというのも普通であり比較対象となる今までの自分スタンダード(感覚やデータ)を体が理解していないと、例えできたとしても良いのか悪いのかがわからないのだと思います。いつもよりも速いのか遅いのか、疲れやすいのか疲れにくいのか、というのも”いつも”がわからないとわかりません。
せっかくの発見が無駄になってしまうかもしれません。
先と後ではありませんが、感覚的に良いと思うことの確認のために各種パワメやタイムを使うことがあります。
逆に体がこれらの良し悪しを確信できていればタイムもパワメでも確認する必要は無いと思います。コレ良いな!と確信できたらおそらくタイムもパワーも関係なしに積極的に取り入れてみると思います。
もちろん結果が出るまでに時間がかかることもあります。
ワタクシの場合は、最近ではダンシングの時の腰の位置、ココでもココでもなく、ココに持ってくるとものすごく進む、という発見がありました。絶対に忘れたくない感覚だったので、練習記録にはしっかりと書いておきました。
ではどういうことかというと、ダンシングの時の腰の位置は下ハンを持って後ろめに低く。コレはワタクシ自身の感覚的なお話のことなので、??だと思います。
こう言った文字でみても一見価値のなさそうな発見、多分上の文章の腰の位置を変える、ということを見ても素晴らしい発見!となる方はそうそういないと思います。しかし自分に取ってはものすごい発見だったわけです。
これがいわゆる自分スタンダード、ダンシングのスタンダードがあった中で違うダンシングをしたら今までよりも自転車が全然進んだ、ということが明確にわかったからものすごい発見だったわけです。
こんのような発見を重ねていくことで、自転車をうまく操れるようなったり、少しづつ速く走れるようになっていくものでありスキルのレベルアップ的なお話ではないかと思います。
▶本から”その時に”得られる情報
知識と発見のお話に戻ります。
こう言った書籍には知識でがメインですが、発見が書かれている場合もあります。
本は良いぞ、読む時期によって理解が変わってくるから、
という表題の記事を以前作ったことがありますが(最下部にリンク)、まさにそういうことです。
ですので時々当時購入した本を読み返してみると、その当時は全く意味のわからなかったことの意味がわかるようになったりするのが面白いところです。
おそらくですが、本書を読んで??となったり、今は残念ながらいまいち、という場合でもすぐにブックオフには走らずにあと5000km乗って再度読んでみると感じ方が変わることもあると思います。更にそこから5000km乗ってまた読む、それでもまた理解が変わってくると思います。
理解が変わらず成長ができていれば、一貫性があった正しいことの証明になるかもしれません。
逆に理解が変わったらそれもまた成長の証となることもあると思います。
▶欲しい情報とは
本は魔法の本ではありませんので、自分の欲しい情報が書いていない場合もあります。
欲しい情報なんては言葉が出てきましたが、欲しい情報が何かということもあります。
古臭い考え方なのかもしれませんが、レースで勝てるぐらい楽に速くなる方法なんておそらくありません。
ましてや本を読むだけで速くなることももちろんありません、と言いたいところなんですが、実際にはある場合もあります。伸び悩んでいる人が発見を得た場合は、スキルアップすることで少しだけ速く走れる様になることがあるかもしれません。そのためには日頃からの練習が必要になります。ということは下地があるのに、発見が無くて伸び悩む、そんな場合の知識はものすごく影響を与えられることがあります。
はっきり言って何も発見をしなくてもガンガン伸びている時期、伸びている人、天才肌の人にはあまり参考になるような情報はないかもしれません。しかしそんな天才的なあの人もただ走っているだけのように見えても、影でしっかりと勉強をしてクレバーに練習をしているかもしれません。
努力は必ず結果に結びつくわけではありません。
しかし努力をなしに結果を出すことはおそらくできません。
結果だけを求めることは良いことではないのかもしれませんが、努力をして積み上げていくことこそ、成長するには避けては通れない道なのかもしれません。
▶それでもフィジカルはとっても大切!
またフィジカル的なとこ、パワートレ-ニング等でパワーを上げていくこと、最低限は絶対に必要なことだと思います。
與那嶺選手の記事です。
パワートレーニングで上げられるフィジカルは個々の素質と言うか人間的な潜在能力次第だと思います。
もっともっと回復力が強ければもっともっとハードに練習ができるのに、、、と感じます。
そのためにはやはりベースのトレーニングを怪我をしないように地道に続けていく、コレしか無いのかと感じております。
その練習の中で大切にしていることがあります。
それは素直であれと言うことです。素直な人は速くなります。
アドバイスや知識、発見を素直に聞き入れてやってみる人です。すぐに結果はでないかもしれませんが、とりあえずやってみるです。やらずに捨ててしまうには勿体ない情報かもしれませんん。
どうしても自分に合わないと思ったら次に行けばいいだけです。
情報過多の時代ですので、情報が少なすぎて困ることはないと思います。
ただし情報があるのに、試さないであれもだめ、コレもだめ、というのは逆に言えば素直ではなく言い訳を探しているだけになってしまいます。
速い人は言い訳をせずに、黙々と練習し、淡々と積み上げているはずです。
素直である、というのもある意味素質だと思います。
そして四の五の言わずに乗ってみるです。
本書だけではなく他の本でもそうですが、兎にも角にも本を読んでみて理解ができない、何が良いのかわからない場合はまずは自転車に乗るです。
とにかく5000km乗ってみてまた開いたら新しい発見があるかもしれません。
新しい発見がなくても5000kmという距離は自分の中で確実に積み上がっているはずです。
ということで今回は、本はいいゾ!ヒルクライムテクニックの教本を読んだら発見がいっぱい詰まっていた話、というお話でした。
今回この本を買ったのには明確な理由があります。
それは先日久しぶりに行った鹿野山の短いヒルクライムでしたが、タイムこそ更新したものの内容は最低でした。最初に見事なまでに突っ込みすぎて、後半タレタレというものです。
登り終えたらへたり込み、喉をやられたぐらい追い込み一本だけで帰ってきました。無駄が多すぎた結果です。何かを得たのかと言うと、タイムが更新できてよかった、トレーニングは無駄ではなかったと言う確認だけでした。
もう馬鹿みたいに踏みまくってタイムを出すというのは、短い距離であればなんとかなるのかもしれませんが、富士のように長い上りでは話にならないと思います。
またワタクシは凡人です。フィジカルも特段強いこともありませんし、年も年なのでメキメキ速くなれないことはわかっておりますので、少しでも速くなるためには頭を使わないといけない、と気付かされたからです。
ヒントが欲しかったわけです。
本書を読んで、筑波山にいって実際に試して3本上ってきました。
結果はタイムを更新することができましたが、何よりも感じたのは上りの練習になった、ということであり、今よりも少しだけ速く走れるようになるヒントをつかめた気がした、です。前回の鹿野山で感じたことがなかった感覚です。
練習することで速くなる、というのを感じることができたのが本当に良かったと感じました。
ヒルクライムって全力で上ってれば速くなれるんやろ?という方には特におすすめだと思います。
過去記事
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※ご連絡をいただく際には
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冒頭いきなり結論から書きますが、この本は最近買った本の中でも今の自分にとっては、とても良い本で目からウロコがこぼれすぎました。
富士ヒルに向けて確実に買いだと思いましたし、買ってよかったと思いました。
本題に入る前に言葉的なお話ですが、フィジカルというとかっこよく聞こえますが、身体的な能力ということですが、要は体力的なお話で、心肺機能+筋力考えております。
ワタクシは勝手にフィジカルといえば人間としての体力であり身体能力、基礎的なベースとなる力のことで、つまりスポーツにおける人間力の強さ、だと考えております。(頭とか心とかではなくて、単純な体力です)
ベースとなるフィジカルの強さは練習をした時の伸びに直接的に関わってきます。
フィジカルを鍛えるのはものすごく簡単に言うと、負荷をかけた固定ローラーのトレーニングが効率的だと考えております。
またロードバイクに実際に乗るだけではなく、クロストレーニング(主とするスポーツ以外のスポーツトレーニングのこと:例えば自転車選手が取り入れるランやスイム、マラソン選手が取り入れるバイクトレーニング等)やストレングストレーニング(筋トレ)を取り入れるのも効果的だと思います。
本書は表題の通り、ヒルクライムのテクニック的な内容の本です。
基礎的なベースとなる体力の鍛え方ではなくて、フィジカルを鍛えるのと同時に行うことでもっと速くなる可能性のあること、すなわちテクニックでありスキルの鍛え方、これらが書かれています。
イメージ的なお話ですが、固定ローラーのフィジカル、3本ローラーのスキル・テクニック、的なものです。
フィジカルの鍛え方を希望であれば、別の本を選んだほうが良いと思います。
体力の伸びははっきり言って限界があると考えております。
実際に自分の限界を見たわけではありませんが、どんなにやっても一定のラインを超えると伸びが緩やかになります。鍛えれば鍛えるほど同じペースで成長し続けたらとんでもないことになれますが、そうはいかないです。
早く走るためには
フィジカル+スキルの2本立てで考える必要があると思います。
そのスキルやテクニックの面についての事が書かれているのが本書です。
では何がそんなに良かったのかと言うと、色々な意見が書かれているところです。
ペダリングとか乗り方とか、スキル・テクニック的なお話は、本当に難しいところです。
なぜならば、個々に違いがありすぎるからです。
この業界だけではないかもしれませんが、似たように見えても全然違うことが言われている場合が多いからです。
正しいフォームはない、と書かれている本もありました。あの有名な本です。
プロのコーチの方でもその様に書いています。
それこそがある意味答え、ということなのかもしれません。
で結局のところ、多くを取り入れてやってみる、と言うことです。その中で良いものを見つけるというのが良いことだと思います。
もしもその試す、と言う過程ができないのであれば練習する、ということになります。
しかしその中では問題もあります。
というのお話を少し掘り下げてみようと思います。
最近こう言ったトレーニング系の本をたくさん読むようにしております。
もちろんたくさんの知識がほしいですし、自分よりも全然速く走ることができる方々はなぜ速く走れるのか、どうやったら速く走れる様になるのか、秘密を知りたいからです。
というのも速く走れる様になるための機材的なお話は、限界がそこまで高くはないと感じております。
極端な話、速い人は何に乗っても速い、ということです。(1分1秒を争うような場面でなければ、ですが、)
スキルとはフィジカル的なお話は置いておいたとしても、高いければ高いほどよいことです。少ないパワーで効率よく速く走れるというのがスキルでありテクニックだと思います。
▶レベルアップ(スキルアップ)の瞬間
それでもこう言った本を読み、色々な知識を取り入れるということは何がいいかと言うと、新しい知識であったり、”発見”を得ることができる場合があるというです。
知識とはトレーニング方法やスキルの身につけ方であったりするもので、新しい発見は日々の練習の中で時々ふとした時に、あっ!コレいいっ!と言うような”ひらめき”のようなものだと思います。
兎にも角にもまずは自転車に乗る、そして自転車に乗っていると、ふとした瞬間に新しい発見ということがたまにあるわけです。
下記のツイートにも書きました。
(烏滸がましいかもしれませんが)本書の中でも森本さんが似たようなことを”気づき”と書かれていました。てっつぁん 富士ヒルに向けてもりもり練習中!@ff_cycle
LSDって重要?って定期的に話題に出るけど、LSDの中での絶対に忘れたくない”これだ!”的ななにかを発見をする機会を失ってしまうのは勿体ないと思う。(むしろLSDのほうが多い気がする)
2021/01/08 16:38:28
何万kmも乗ってきたけど、未だにLSD中にあ… https://t.co/6nV6AjK2qM
極端な話、長い時間、長い距離を走る中で自分で気がつく発見的なことを、本を読むことで一瞬で発見できる可能性があるかもしれません。コレは素晴らしいことだと思います。
とは言っても自分でする発見と、本から得るその発見は違いがあり、本から得る発見は一度頭に入ってくる情報で、頭に入った情報を体が使えないと意味がありません。
練習はそのためにすることだと思います。
フィジカルはある意味瞬間的に速くなることはほぼ無いと思いますが、スキル的なレベルアップは瞬間的に速くなることがあるかもしれません。
▶判断基準となると自分スタンダード
またその発見や知識を、本当に貴重なものと捉えることができるのかできないのかは、ベーストレーニングであったり日々のトレーニングで積み上げたものが体にあるかないか、にもよると思います。
寝ても覚めてもじゃ無いけれども、、、
もう感覚が頭とか体に染み付いてきています。てっつぁん 富士ヒルに向けてもりもり練習中!@ff_cycle
寝ても覚めても、夢の中でもうまく乗れてるときはいい感じ(ΦωΦ)フフフ…
2021/02/17 19:07:40
このいわゆる染み付いた感覚のようなものを得るためにはやはりある程度の乗り込み、走り込みは必要になってくると思い、距離を走ることを続けております。
というのも自分スタンダードが染み付いていないと、それが普段(自分スタンダード)と違うことなのか否か、そして本当に良いことなのか悪いことなのかがわかりません。
本当に稀で貴重な発見があったとしても、それに気がつけるか否か、と言うお話です。
仮に気がついたとしたあと、その判別となる良し悪しができるのか、というのが第2段階です。良し悪しの判別が難しいので、客観的に見られるタイムをみたり、パワーメーターを使って数値化して判別したりする場合があります。
例えばですが、こうしたらなんか疲れづらいとか、よく進む、力がかかりやすい、パワーがよく出る、とかというのも普通であり比較対象となる今までの自分スタンダード(感覚やデータ)を体が理解していないと、例えできたとしても良いのか悪いのかがわからないのだと思います。いつもよりも速いのか遅いのか、疲れやすいのか疲れにくいのか、というのも”いつも”がわからないとわかりません。
せっかくの発見が無駄になってしまうかもしれません。
先と後ではありませんが、感覚的に良いと思うことの確認のために各種パワメやタイムを使うことがあります。
逆に体がこれらの良し悪しを確信できていればタイムもパワメでも確認する必要は無いと思います。コレ良いな!と確信できたらおそらくタイムもパワーも関係なしに積極的に取り入れてみると思います。
もちろん結果が出るまでに時間がかかることもあります。
ワタクシの場合は、最近ではダンシングの時の腰の位置、ココでもココでもなく、ココに持ってくるとものすごく進む、という発見がありました。絶対に忘れたくない感覚だったので、練習記録にはしっかりと書いておきました。
ではどういうことかというと、ダンシングの時の腰の位置は下ハンを持って後ろめに低く。コレはワタクシ自身の感覚的なお話のことなので、??だと思います。
こう言った文字でみても一見価値のなさそうな発見、多分上の文章の腰の位置を変える、ということを見ても素晴らしい発見!となる方はそうそういないと思います。しかし自分に取ってはものすごい発見だったわけです。
これがいわゆる自分スタンダード、ダンシングのスタンダードがあった中で違うダンシングをしたら今までよりも自転車が全然進んだ、ということが明確にわかったからものすごい発見だったわけです。
こんのような発見を重ねていくことで、自転車をうまく操れるようなったり、少しづつ速く走れるようになっていくものでありスキルのレベルアップ的なお話ではないかと思います。
▶本から”その時に”得られる情報
知識と発見のお話に戻ります。
こう言った書籍には知識でがメインですが、発見が書かれている場合もあります。
本は良いぞ、読む時期によって理解が変わってくるから、
という表題の記事を以前作ったことがありますが(最下部にリンク)、まさにそういうことです。
ですので時々当時購入した本を読み返してみると、その当時は全く意味のわからなかったことの意味がわかるようになったりするのが面白いところです。
おそらくですが、本書を読んで??となったり、今は残念ながらいまいち、という場合でもすぐにブックオフには走らずにあと5000km乗って再度読んでみると感じ方が変わることもあると思います。更にそこから5000km乗ってまた読む、それでもまた理解が変わってくると思います。
理解が変わらず成長ができていれば、一貫性があった正しいことの証明になるかもしれません。
逆に理解が変わったらそれもまた成長の証となることもあると思います。
▶欲しい情報とは
本は魔法の本ではありませんので、自分の欲しい情報が書いていない場合もあります。
欲しい情報なんては言葉が出てきましたが、欲しい情報が何かということもあります。
古臭い考え方なのかもしれませんが、レースで勝てるぐらい楽に速くなる方法なんておそらくありません。
ましてや本を読むだけで速くなることももちろんありません、と言いたいところなんですが、実際にはある場合もあります。伸び悩んでいる人が発見を得た場合は、スキルアップすることで少しだけ速く走れる様になることがあるかもしれません。そのためには日頃からの練習が必要になります。ということは下地があるのに、発見が無くて伸び悩む、そんな場合の知識はものすごく影響を与えられることがあります。
はっきり言って何も発見をしなくてもガンガン伸びている時期、伸びている人、天才肌の人にはあまり参考になるような情報はないかもしれません。しかしそんな天才的なあの人もただ走っているだけのように見えても、影でしっかりと勉強をしてクレバーに練習をしているかもしれません。
努力は必ず結果に結びつくわけではありません。
しかし努力をなしに結果を出すことはおそらくできません。
結果だけを求めることは良いことではないのかもしれませんが、努力をして積み上げていくことこそ、成長するには避けては通れない道なのかもしれません。
▶それでもフィジカルはとっても大切!
またフィジカル的なとこ、パワートレ-ニング等でパワーを上げていくこと、最低限は絶対に必要なことだと思います。
與那嶺選手の記事です。
パワートレーニングで上げられるフィジカルは個々の素質と言うか人間的な潜在能力次第だと思います。
もっともっと回復力が強ければもっともっとハードに練習ができるのに、、、と感じます。
そのためにはやはりベースのトレーニングを怪我をしないように地道に続けていく、コレしか無いのかと感じております。
その練習の中で大切にしていることがあります。
それは素直であれと言うことです。素直な人は速くなります。
アドバイスや知識、発見を素直に聞き入れてやってみる人です。すぐに結果はでないかもしれませんが、とりあえずやってみるです。やらずに捨ててしまうには勿体ない情報かもしれませんん。
どうしても自分に合わないと思ったら次に行けばいいだけです。
情報過多の時代ですので、情報が少なすぎて困ることはないと思います。
ただし情報があるのに、試さないであれもだめ、コレもだめ、というのは逆に言えば素直ではなく言い訳を探しているだけになってしまいます。
速い人は言い訳をせずに、黙々と練習し、淡々と積み上げているはずです。
素直である、というのもある意味素質だと思います。
そして四の五の言わずに乗ってみるです。
本書だけではなく他の本でもそうですが、兎にも角にも本を読んでみて理解ができない、何が良いのかわからない場合はまずは自転車に乗るです。
とにかく5000km乗ってみてまた開いたら新しい発見があるかもしれません。
新しい発見がなくても5000kmという距離は自分の中で確実に積み上がっているはずです。
ということで今回は、本はいいゾ!ヒルクライムテクニックの教本を読んだら発見がいっぱい詰まっていた話、というお話でした。
今回この本を買ったのには明確な理由があります。
それは先日久しぶりに行った鹿野山の短いヒルクライムでしたが、タイムこそ更新したものの内容は最低でした。最初に見事なまでに突っ込みすぎて、後半タレタレというものです。
登り終えたらへたり込み、喉をやられたぐらい追い込み一本だけで帰ってきました。無駄が多すぎた結果です。何かを得たのかと言うと、タイムが更新できてよかった、トレーニングは無駄ではなかったと言う確認だけでした。
もう馬鹿みたいに踏みまくってタイムを出すというのは、短い距離であればなんとかなるのかもしれませんが、富士のように長い上りでは話にならないと思います。
またワタクシは凡人です。フィジカルも特段強いこともありませんし、年も年なのでメキメキ速くなれないことはわかっておりますので、少しでも速くなるためには頭を使わないといけない、と気付かされたからです。
ヒントが欲しかったわけです。
本書を読んで、筑波山にいって実際に試して3本上ってきました。
結果はタイムを更新することができましたが、何よりも感じたのは上りの練習になった、ということであり、今よりも少しだけ速く走れるようになるヒントをつかめた気がした、です。前回の鹿野山で感じたことがなかった感覚です。
練習することで速くなる、というのを感じることができたのが本当に良かったと感じました。
ヒルクライムって全力で上ってれば速くなれるんやろ?という方には特におすすめだと思います。
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