ワタクシ自身もう何年もチューブレスを使用しております。
当時最初に使用していたチューブレスはIRCのピュアチューブレスでした。それからシーラントを使用するチューブレスレディとなり、かれこれ5年以上はチューブレスを使用しております。
そして今回はチューブレスを使用できないリムのZONDAを使用することになり、実に5年以上ぶりにクリンチャーというシステムのタイヤを使用いたしました。
その後CORSA N.EXTのクリンチャーを購入し、TPUチューブも使用し始めたので、、、ということもあってしばらく運用を続けております。
実に5年ぶりにクリンチャーはどうだったのか、TPUの運用はどうなのか?チューブレスとの違いは?そんなお話にしてみようと思います。ということで今回はチューブレス(TLR)とクリンチャータイヤ+TPUチューブ、そんなお話です。
※当記事内では現在のチューブレスのラインナップとしてはほぼピュアチューブレスはなく、ほとんどがチューブレスレディ(TLR)ですので、便宜上本記事内ではチューブレスレディをチューブレスと記載させて頂きます。
またクリンチャーとTPUとの記載が混ざりますが、微妙に違うニュアンスでも使っております。読みづらいところがあるかと思いますが、ご了承ください。
ということで本題へ

▶安全性
ワタクシが考えるチューブレスの最大の利点はというと、転がり抵抗でも乗り心地でもありません。何かというと安全性です。
クリンチャーの場合はパンクをすれば相当な小さな穴の場合、スローパンクを除き基本的には一気に空気が抜けます。平地であればまだしも、下りで速度が乗っているときに一気に空気が抜けると非常に危険です。場合によってはコントロールができなくなる場合もありますし、リムの破損につながる場合もあります。下りのでパンクで一気に空気が抜けることは本当に恐ろしいことです。
一方のチューブレスはちょっとやちょっとのパンクでは気が付かないぐらいの場合も多くありますし、穴が空いてもシーラントが効いていればそのまま走り続けられる場合もあります。
もしもシーラントで止まらないぐらいの大きなキズを負ってしまった場合でも、空気は一気に抜けきることは少なく、なんとか減速し端に避けて止まれるぐらいまで空気圧を保持してくれる場合が多いです。(同時に2箇所傷がつくリム打ちパンクはチューブレスと言えども即空気が抜けきってしまう場合もありますので、リム打ちパンクには注意が必要です。)

※チューブレスのリム打ちパンクです。
パンクをしたときでも止まることができるまで最低限の空気圧が保持できる可能性が高い、ということこそチューブレスの最大の利点だと考えております。
約7mmぐらいの大きな傷を負っても500mぐらいは走れる、というのがチューブレスの実績でした。相当シーラントを巻き散らかしましたが、、、
▶整備性・利便性
整備性、利便性の面ではやはりクリンチャーの方が上回ります。
クリンチャーは取り扱いが楽で一度組み付けてしまえばその後タイヤ、チューブの寿命を迎えるか、パンクするまでそのまま使い続けることができます。チューブの種類によっては自然減圧もものすごく少ないので空気を入れる手間も少ないです。
一方のチューブレスの日々の運用のお話です。
チューブレスは数ヶ月ごとにシーラントの管理(シーラントの種類にもよります)が必要ですし、空気の入れ方や管理次第ではバルブコアが詰まってしまう場合もあります。
シーラントが入っていたとしても鮮度が悪ければ意味がありませんし、それこそシーラントが効いていないと自然減圧もものすごく早くなったりもします。
また原因が分かりづらいエア漏れも起こる場合もあるかも知れません。
つまりロードバイクでチューブレスを扱うためには知識や技術が必要です。それはオーナー様が必要な知識だけではなく、取り扱うショップも技術や知識不足の場合はやはりオーナー様へ、過剰な苦手意識を与えてしまう原因にもなり得ます。
チューブレスを運用するにあたって、クリンチャーとまったく同じような運用をしていると、チューブレスの良さを発揮できないだけではなく、不具合も起きてしまうことがあるということです。
またもしものとき、チューブレスのパンクの際には通常、良いシーラントで鮮度が問題な場合は自然に穴を塞ぎ気が付かないぐらいの場合もあります。
しかし止まらなかった場合です。シーラントの残りを拭って、インナーチューブを入れる必要があります。ニトリルグローブなどがないと、手がシーラントまみれになってしまったりもするでしょう。また帰宅後もフレームやリムブレーキの場合はブレーキキャリパー内へ、飛び散ったシーラントのお掃除が必要になる場合もあります。
つまりチューブレスの運用はクリンチャーよりも手間がかかることが多い、ということです。
▶クリンチャーとクリンチャー(TPUチューブ運用)の特徴
TPUチューブを使う前にはブチルチューブでの運用もしてみましたが、やはりブチルは整備性・利便性等はおそらく最強レベルです。極厚チューブの場合、チューブ自体も多少荒く扱ってもびくともしませんし、空気圧の自然減圧も極めて少ないです。クリンチャータイヤの付け外しはチューブレスに比べてもかなりユルユルで楽です。
しかし重く硬いのです。
120gのブチルチューブでは実際に走るとどうにも重たく、衝撃や振動はかなりつらく感じました。TPUまでとはいかずとも、軽量チューブにして空気圧を適正化すればある程度は良くなると思います。ワタクシの場合は重さに耐えきれずに空気圧を調整する前にTPUに交換してしまいました。。。m(_ _)m
ということを踏まえて、実際の運用してみてのお話です
①重量
基本的に最近のクリンチャーのハイエンドモデルはかなり軽いです。
28cのオールラウンドモデルでも210~250gぐらいのものが多いと思います。例えば現在使用中のVITTORIAのCORSA N.EXTは28cで実測220g以下です。その前に使用していたAGILEST CLは28c実測200gを切っていました。AGILESTに超軽量のTPUチューブを合わせれば250g程度ととても軽いです。
一方のチューブレスはというと、まだまだそこまで軽いモデルばかりではありません。
CORSA N.EXTのTLR 26cは273gですし、AGILEST TLRの28cも240gです。
それにシーラントをちょっと多めに45mlほど入れるとあっという間に300gに迫り、超えることもあります。
チューブレスでもTT用等の超軽量のモデルも有るにはありますが、タイヤそのもので空気を保持するシステム上軽すぎるものはやはり少々パンク耐性が低いというデメリットもあります。
ですので普段使いができる性能を考慮した際には、やはり重量面ではクリンチャー+TPUチューブというのがもっとも軽く運用ができる組み合わせだと思われます。
②空気圧の設定
適正空気圧もありますし、適正空気圧には幅があります。
クリンチャーに比べてチューブレスのほうがメーカー推奨の空気圧が低い場合が多いです。
ちなみにワタクシが現在使用しているCORSA N.EXTの28cは約70kg(バイク重量+体重)でクリンチャーが6.0BARに対してチューブレスはというと4.2BARとなっております。

https://www.vittoriajapan.co.jp/news/corsa-pro-corsa-n-extの推奨空気圧 より
実際に運用してですが、チューブレスのほうが適正空気圧の幅が広いように感じます。空気圧を上げて言っても跳ねづらく振動衝撃の吸収が良いです。逆に空気圧を下げていっても走りが重くなりづらいです。
一方のTPUの場合は、空気圧を上げれば確実にハネ感が強くなり、振動衝撃がきつくなってきます。逆に空気圧を落としていくと転がりが悪くなります。
要はスイートスポットがTPUの方がかなり狭いようなイメージです。
ですので空気圧の運用的にはチューブレスの方がアバウトでも影響が出づらく、TPUの方が影響が出やすいのでこまめに空気圧をチェックしたほうが良いと感じています。
なので自然に抜ける空気圧はTPUのほうが少ないですが、空気圧をしっかりと合わせたほうが絶対に性能が良いので、結果的にチューブレスもTPUもどちらも空気圧の確認調整をする頻度はほぼ変わらないという結論でした。
③転がり抵抗・乗り心地
まずチューブレスもTPUもどちらも適正な空気圧に設定してと言うお話で、転がり抵抗です。これはワタクシの経験的なお話にはなってしまいますが、チューブレスとクリンチャー+TPUチューブではそこまで大きくは変わるようなことはありません。
しかしです、前述のようにクリンチャー(TPU)はスイートスポットから外れて、低くなると途端に転がらなくなります。逆に高すぎても転がり抵抗に関してはそこまで悪い印象はありませんでした。
チューブレスのすごいところは多少空気圧が低くても転がり抵抗が重くならないところです。
これは乗り心地面でも似たようなことです。チューブレスもクリンチャーも空気圧の影響が大きく、クリンチャーでも空気圧を落とせば乗り心地はよくできます。しかしチューブレスとは違い腰が抜けたようになり途端に転がらなくなってしまいます、
その点チューブレスは空気圧を落としていっても転がりが重くなりづらい、と言う点もチューブレスの利点として大きいように思えます。
では全く同じ空気圧だったら、ということですが決して大きな差ではありませんがチューブレスに分があります。どうしてもクリンチャーでは越えられない壁があります。
つまり双方乗り比べてみると、大きな差ではありませんが走行性能と言う面ではやはりチューブレスのほうが基本的に上だと感じております。
▶チューブレスを運用するために
これはお店でもお客様にお話をさせていただいていることで、運用を始める際には、考え方ではありますがクリンチャーの延長線上での運用はしないということです。というのもチューブレスにもTPUにも当然メリット・デメリットの双方があります。
チューブレスの運用を始めるにあたって、こういったデメリットの説明やトラブル対応の知識がないままに、クリンチャーと同じように、もしくは延長線上ののようなシステムだと思って運用を始めてしまうと、せっかくの走行性能もトラブルやデメリットが目立ってしまい、チューブレスってめんどくさい!となってしまう場合もあります。
ですのでどちらを使用するにしても正しい知識、理解をしてからしようすることがとても大切なことだと思います。
そのためには詳しくお話ができるお店の存在はとても大切だと考えております。
▶まとめ
今回の話、チューブレス(TLR)とクリンチャータイヤ+TPUチューブというお話ですが、もちろん双方メリット・デメリットがあり、どちらが絶対に良い!というものではありません。
双方の正しい取り扱い方法や知識をもち、自分にとって最適なものを選択するのが大切なことだと思います。
あとはTPUチューブの寿命です。
こればかりはまだ出始めということもあり情報がすくないのですが、それでも基本的にクリンチャータイヤはタイヤ交換の際にはチューブも交換、ということがありますのでタイヤで1年も使うことはないので、おそらく寿命を迎える前に交換となるかと思われます。
猛暑が終わりこれから走りやすい短いシーズンが始まります。
くれぐれもお怪我のないように安全運転でお楽しみいただければと思います。
ということで今回はチューブレス(TLR)とクリンチャータイヤ+TPUチューブのお話でした。
ー余談ー
AGILESTについてです。これも完全に好みの問題もあるかも知れませんが、このタイヤだけはクリンチャーのほうが好きでした。というのもPanaracerのラインナップを見てもPanaracerはクリンチャーの方が得意なのかも知れません。
AGILESTのTLRがだめというわけではなく、AGILESTのクリンチャーはコシが強くしっかりとしているイメージです。(逆に言えばサイクリングには硬い傾向で、TLRのほうが柔らかく乗れるということです。)FASTでTLRは??と思います。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
当時最初に使用していたチューブレスはIRCのピュアチューブレスでした。それからシーラントを使用するチューブレスレディとなり、かれこれ5年以上はチューブレスを使用しております。
そして今回はチューブレスを使用できないリムのZONDAを使用することになり、実に5年以上ぶりにクリンチャーというシステムのタイヤを使用いたしました。
その後CORSA N.EXTのクリンチャーを購入し、TPUチューブも使用し始めたので、、、ということもあってしばらく運用を続けております。
実に5年ぶりにクリンチャーはどうだったのか、TPUの運用はどうなのか?チューブレスとの違いは?そんなお話にしてみようと思います。ということで今回はチューブレス(TLR)とクリンチャータイヤ+TPUチューブ、そんなお話です。
※当記事内では現在のチューブレスのラインナップとしてはほぼピュアチューブレスはなく、ほとんどがチューブレスレディ(TLR)ですので、便宜上本記事内ではチューブレスレディをチューブレスと記載させて頂きます。
またクリンチャーとTPUとの記載が混ざりますが、微妙に違うニュアンスでも使っております。読みづらいところがあるかと思いますが、ご了承ください。
ということで本題へ

▶安全性
ワタクシが考えるチューブレスの最大の利点はというと、転がり抵抗でも乗り心地でもありません。何かというと安全性です。
クリンチャーの場合はパンクをすれば相当な小さな穴の場合、スローパンクを除き基本的には一気に空気が抜けます。平地であればまだしも、下りで速度が乗っているときに一気に空気が抜けると非常に危険です。場合によってはコントロールができなくなる場合もありますし、リムの破損につながる場合もあります。下りのでパンクで一気に空気が抜けることは本当に恐ろしいことです。
一方のチューブレスはちょっとやちょっとのパンクでは気が付かないぐらいの場合も多くありますし、穴が空いてもシーラントが効いていればそのまま走り続けられる場合もあります。
もしもシーラントで止まらないぐらいの大きなキズを負ってしまった場合でも、空気は一気に抜けきることは少なく、なんとか減速し端に避けて止まれるぐらいまで空気圧を保持してくれる場合が多いです。(同時に2箇所傷がつくリム打ちパンクはチューブレスと言えども即空気が抜けきってしまう場合もありますので、リム打ちパンクには注意が必要です。)

※チューブレスのリム打ちパンクです。
パンクをしたときでも止まることができるまで最低限の空気圧が保持できる可能性が高い、ということこそチューブレスの最大の利点だと考えております。
約7mmぐらいの大きな傷を負っても500mぐらいは走れる、というのがチューブレスの実績でした。相当シーラントを巻き散らかしましたが、、、
▶整備性・利便性
整備性、利便性の面ではやはりクリンチャーの方が上回ります。
クリンチャーは取り扱いが楽で一度組み付けてしまえばその後タイヤ、チューブの寿命を迎えるか、パンクするまでそのまま使い続けることができます。チューブの種類によっては自然減圧もものすごく少ないので空気を入れる手間も少ないです。
一方のチューブレスの日々の運用のお話です。
チューブレスは数ヶ月ごとにシーラントの管理(シーラントの種類にもよります)が必要ですし、空気の入れ方や管理次第ではバルブコアが詰まってしまう場合もあります。
シーラントが入っていたとしても鮮度が悪ければ意味がありませんし、それこそシーラントが効いていないと自然減圧もものすごく早くなったりもします。
また原因が分かりづらいエア漏れも起こる場合もあるかも知れません。
つまりロードバイクでチューブレスを扱うためには知識や技術が必要です。それはオーナー様が必要な知識だけではなく、取り扱うショップも技術や知識不足の場合はやはりオーナー様へ、過剰な苦手意識を与えてしまう原因にもなり得ます。
チューブレスを運用するにあたって、クリンチャーとまったく同じような運用をしていると、チューブレスの良さを発揮できないだけではなく、不具合も起きてしまうことがあるということです。
またもしものとき、チューブレスのパンクの際には通常、良いシーラントで鮮度が問題な場合は自然に穴を塞ぎ気が付かないぐらいの場合もあります。
しかし止まらなかった場合です。シーラントの残りを拭って、インナーチューブを入れる必要があります。ニトリルグローブなどがないと、手がシーラントまみれになってしまったりもするでしょう。また帰宅後もフレームやリムブレーキの場合はブレーキキャリパー内へ、飛び散ったシーラントのお掃除が必要になる場合もあります。
つまりチューブレスの運用はクリンチャーよりも手間がかかることが多い、ということです。
▶クリンチャーとクリンチャー(TPUチューブ運用)の特徴
TPUチューブを使う前にはブチルチューブでの運用もしてみましたが、やはりブチルは整備性・利便性等はおそらく最強レベルです。極厚チューブの場合、チューブ自体も多少荒く扱ってもびくともしませんし、空気圧の自然減圧も極めて少ないです。クリンチャータイヤの付け外しはチューブレスに比べてもかなりユルユルで楽です。
しかし重く硬いのです。
120gのブチルチューブでは実際に走るとどうにも重たく、衝撃や振動はかなりつらく感じました。TPUまでとはいかずとも、軽量チューブにして空気圧を適正化すればある程度は良くなると思います。ワタクシの場合は重さに耐えきれずに空気圧を調整する前にTPUに交換してしまいました。。。m(_ _)m
ということを踏まえて、実際の運用してみてのお話です
①重量
基本的に最近のクリンチャーのハイエンドモデルはかなり軽いです。
28cのオールラウンドモデルでも210~250gぐらいのものが多いと思います。例えば現在使用中のVITTORIAのCORSA N.EXTは28cで実測220g以下です。その前に使用していたAGILEST CLは28c実測200gを切っていました。AGILESTに超軽量のTPUチューブを合わせれば250g程度ととても軽いです。
一方のチューブレスはというと、まだまだそこまで軽いモデルばかりではありません。
CORSA N.EXTのTLR 26cは273gですし、AGILEST TLRの28cも240gです。
それにシーラントをちょっと多めに45mlほど入れるとあっという間に300gに迫り、超えることもあります。
チューブレスでもTT用等の超軽量のモデルも有るにはありますが、タイヤそのもので空気を保持するシステム上軽すぎるものはやはり少々パンク耐性が低いというデメリットもあります。
ですので普段使いができる性能を考慮した際には、やはり重量面ではクリンチャー+TPUチューブというのがもっとも軽く運用ができる組み合わせだと思われます。
②空気圧の設定
適正空気圧もありますし、適正空気圧には幅があります。
クリンチャーに比べてチューブレスのほうがメーカー推奨の空気圧が低い場合が多いです。
ちなみにワタクシが現在使用しているCORSA N.EXTの28cは約70kg(バイク重量+体重)でクリンチャーが6.0BARに対してチューブレスはというと4.2BARとなっております。

https://www.vittoriajapan.co.jp/news/corsa-pro-corsa-n-extの推奨空気圧 より
実際に運用してですが、チューブレスのほうが適正空気圧の幅が広いように感じます。空気圧を上げて言っても跳ねづらく振動衝撃の吸収が良いです。逆に空気圧を下げていっても走りが重くなりづらいです。
一方のTPUの場合は、空気圧を上げれば確実にハネ感が強くなり、振動衝撃がきつくなってきます。逆に空気圧を落としていくと転がりが悪くなります。
要はスイートスポットがTPUの方がかなり狭いようなイメージです。
ですので空気圧の運用的にはチューブレスの方がアバウトでも影響が出づらく、TPUの方が影響が出やすいのでこまめに空気圧をチェックしたほうが良いと感じています。
なので自然に抜ける空気圧はTPUのほうが少ないですが、空気圧をしっかりと合わせたほうが絶対に性能が良いので、結果的にチューブレスもTPUもどちらも空気圧の確認調整をする頻度はほぼ変わらないという結論でした。
③転がり抵抗・乗り心地
まずチューブレスもTPUもどちらも適正な空気圧に設定してと言うお話で、転がり抵抗です。これはワタクシの経験的なお話にはなってしまいますが、チューブレスとクリンチャー+TPUチューブではそこまで大きくは変わるようなことはありません。
しかしです、前述のようにクリンチャー(TPU)はスイートスポットから外れて、低くなると途端に転がらなくなります。逆に高すぎても転がり抵抗に関してはそこまで悪い印象はありませんでした。
チューブレスのすごいところは多少空気圧が低くても転がり抵抗が重くならないところです。
これは乗り心地面でも似たようなことです。チューブレスもクリンチャーも空気圧の影響が大きく、クリンチャーでも空気圧を落とせば乗り心地はよくできます。しかしチューブレスとは違い腰が抜けたようになり途端に転がらなくなってしまいます、
その点チューブレスは空気圧を落としていっても転がりが重くなりづらい、と言う点もチューブレスの利点として大きいように思えます。
では全く同じ空気圧だったら、ということですが決して大きな差ではありませんがチューブレスに分があります。どうしてもクリンチャーでは越えられない壁があります。
つまり双方乗り比べてみると、大きな差ではありませんが走行性能と言う面ではやはりチューブレスのほうが基本的に上だと感じております。
▶チューブレスを運用するために
これはお店でもお客様にお話をさせていただいていることで、運用を始める際には、考え方ではありますがクリンチャーの延長線上での運用はしないということです。というのもチューブレスにもTPUにも当然メリット・デメリットの双方があります。
チューブレスの運用を始めるにあたって、こういったデメリットの説明やトラブル対応の知識がないままに、クリンチャーと同じように、もしくは延長線上ののようなシステムだと思って運用を始めてしまうと、せっかくの走行性能もトラブルやデメリットが目立ってしまい、チューブレスってめんどくさい!となってしまう場合もあります。
ですのでどちらを使用するにしても正しい知識、理解をしてからしようすることがとても大切なことだと思います。
そのためには詳しくお話ができるお店の存在はとても大切だと考えております。
▶まとめ
今回の話、チューブレス(TLR)とクリンチャータイヤ+TPUチューブというお話ですが、もちろん双方メリット・デメリットがあり、どちらが絶対に良い!というものではありません。
双方の正しい取り扱い方法や知識をもち、自分にとって最適なものを選択するのが大切なことだと思います。
あとはTPUチューブの寿命です。
こればかりはまだ出始めということもあり情報がすくないのですが、それでも基本的にクリンチャータイヤはタイヤ交換の際にはチューブも交換、ということがありますのでタイヤで1年も使うことはないので、おそらく寿命を迎える前に交換となるかと思われます。
猛暑が終わりこれから走りやすい短いシーズンが始まります。
くれぐれもお怪我のないように安全運転でお楽しみいただければと思います。
ということで今回はチューブレス(TLR)とクリンチャータイヤ+TPUチューブのお話でした。
ー余談ー
AGILESTについてです。これも完全に好みの問題もあるかも知れませんが、このタイヤだけはクリンチャーのほうが好きでした。というのもPanaracerのラインナップを見てもPanaracerはクリンチャーの方が得意なのかも知れません。
AGILESTのTLRがだめというわけではなく、AGILESTのクリンチャーはコシが強くしっかりとしているイメージです。(逆に言えばサイクリングには硬い傾向で、TLRのほうが柔らかく乗れるということです。)FASTでTLRは??と思います。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
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※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
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・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
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