LUN HYPERのディスクモデルのインプレは以下のリンクよりご確認頂けます。
今回はメーカー様にHYPERの上位モデルのMEGAをお借りすることができたので、インプレッションです。
まず”LUN MEGA”とはどんなホイールなのかというと、フランジ一体型のスポーク、つまりフランジとスポークが接着されています。それでも振れ取りやテンション調整等も行うことができますし、スポークが折れた際にも交換することができます。(片側全体の交換)

更にスポークはカーボン結線されております。

ラチェットはスターラチェット(面タイプ)でチタン製です。
つまりMEGAはHYPERの純粋な上位モデル、ということだと思われます。
そして今回はお借りした状態はこちらです。

タイヤはIRCのアスピーテプロ S-Lightが付いていました。
少し不思議だったのが、、、

リアが25c

フロントは28cでした。
ということなのですが、特に深くは考えずに今回はアスピーテ初体験ということもあり、このままで試乗をさせていただくことに致しました。
▶漕ぎ出し、高出力域
まずは様子見ですが、ウォーミングアップも何のその!例のごとく一切の手加減なしで全開で踏んでみます(笑)
パワー的には10倍で加速、6倍ぐらいいわゆる高強度域です。絶対に長続きするパワー領域ではありませんので、短時間の高強度です。
速いです。
踏んだ瞬間の進む感じ、押し出される感をかなり強く感じます。
踏んだパワーでそのまま地面を蹴っているようなイメージです。
その後3km5分ぐらいの区間は5倍です。
巡航をしてみるとわかるのですが、少々足が負けてしまっている印象です。
硬いホイールは足にくる、何ていうお話はよく見聞きすることですが、何が原因なのかはよくわかりませんが、おそらく普段使っているホイールとの差があって、タイミングが取りづらいのだと思います。
踏んだ瞬間その足で地面を蹴っているように感じるぐらいリニアに反応する一方、抜けが良すぎるためペダリング時のピークポイントとも思しき3~4時付近の通過が超早いのです。

これはワタクシ自身のペダリングの癖的なところだと思うのですが、ペダリンググラフ・フォースベクトルを見てみると、4時以降から後方への抜けそして踏み遅れ気味に思えます。この乗り方とも相まって剛性が高いためパワーのピークポイントでの抜けが良く、通過が速いのでパワーが掛かる前に抜けてしまう、結果的に踏み遅れ気味に陥っているのでは?ということです。この踏み遅れの影響が、剛性が高く反応がリニアなホイールのほうが顕著に現れるように思えます。
とは言ってもグラフに現れるほどの差は出ませんので、あくまでも推測です。
踏むポイント、入力ポイントのズレが生じることで疲れやすく、パワーをかけづらく感じてしまったのだと考えられます。
しかしこれはMEGAを使い込みペダリングが慣れ変わってくることで、印象が変わってくるとは思います。(MEGAだけではなく他の高剛性ホイールでも同様かと思われます。)
ちょっと寄り道をしてディスクブレーキ車のホイールの話ですが、経験上ディスクブレーキのホイール選びはリムよりも繊細でホイールによる差が顕著に現れます。
もとよりディスクブレーキのフレーム剛性は非常に高くすることができる構造上、ホイールが体に与える影響が大きいのだと思います。そのためホイールに合わせた回し方、というのがリムのホイールよりもディスクのホイールのほうがペダリングが難しいように感じています。
▶程々の中速域
そんなことを考えつつ、今度は4倍ぐらいまでパワーを落として巡航してみました。
これが非常に具合が良いです。
スルスル進んでいくように感じるのも、空気の抜けが非常によいように感じました。
パワーを掛けまくればその分しっかりと足にくるように感じるのですが、逆に少し緩めて走ってみると非常によく走ります。少し控えめな領域、疲れやすいと感じることもないぐらいの領域での使い勝手は非常に良いです。
その空力的な抜けの良さがHYPER以上に良いと感じたのは、帰ってきてからハブやスポークを見てみるとなんとなくわかりました。
HYPERと比べてスポークやハブが違います。

HYPERよりも太く薄い約4.3mmでした。
風抜けがよく感じたはハブやスポークの空力的な影響だと考えてはいたのですが、あとになって考えてみるとハブ剛性やスポーク、ホイール全体としての転がりの良さも、抜けの良さのように感じることに影響を与えているのかもしれません。
▶高速域、再び高出力域
広い道に出てもう少し高い速度からの加速を試してみました。
例えば35km/h程度の巡航から、更に速度10km/h+αをぐらい上げるような加速です。
凄いです。やはりこういったところの使い方を想定されて設計されているとしっかりと感じることができます。
加速感は鈍ることがなく、パワーをかければかけるだけ速度が一直線に上がっていきます。
細かな上りも数個こなしますが、上りでパワーをかけたときの反応も超俊敏です。
ため感、という言葉はほぼないように思えました(笑)瞬間的にパッと速度を取り出すことができます。
当然長くもつ領域ではありませんので、すぐに足は売り切れてしまいますが、レースの速度域であったり、体重が重くパワーがある方には強烈な武器になると感じました。

▶まとめ
今回はお借りしていた期間が短かったため、そこまでガッツリ乗り込んだわけではありませんが、狭いコース等ではなくしっかりと速度をだせる場所で試した総合的な印象です。
基本的に剛性は鬼のように高いと感じました。おそらく今まで使用したり、試乗してきた様々なホイールの中でもトップクラスに剛性が高いのだと思います。空力的な抜けも非常によく加速もリニアな一方、硬いホイールに慣れていないと最初は戸惑いというか、踏み方によっては使いづらく感じることもあるかと思います。慣れるまでは少し時間がいるかも知れません。それでも慣れてきたら更に印象が良くなりそうです。。。
乗り心地という面ではタイヤの影響もあるかもしれませんが、ホイールの全体としての剛性ほど悪くはありませんでした。
総合的に見て純粋にHYPERの正統上位モデル、というのがワタクシが率直に感じたことでした。
HYPERを使っていて更にもう一絞り、更にもう一歩踏み込みたい方、まさに性能を極限まで求めた結果という印象のホイールでした。
ということで今回はHYPERじゃなくてMEGAだMEGA! LUN MEGA D45インプレッション!!そんなお話でした。
ちなみにアスピーテの感想ですが、IRCといえばFormulaPro、チューブレス(レディ)タイヤです。アスピーテはまさにチューブレスのようなクリンチャーという印象が強く、まさにチューブレスを得意とするIRC社が作ったクリンチャータイヤ、チューブレスのようなクリンチャー、IRCっぽさが存分に詰め込まれたタイヤという印象でした。個人的にはかなり好きです。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
今回はメーカー様にHYPERの上位モデルのMEGAをお借りすることができたので、インプレッションです。
まず”LUN MEGA”とはどんなホイールなのかというと、フランジ一体型のスポーク、つまりフランジとスポークが接着されています。それでも振れ取りやテンション調整等も行うことができますし、スポークが折れた際にも交換することができます。(片側全体の交換)

更にスポークはカーボン結線されております。

ラチェットはスターラチェット(面タイプ)でチタン製です。
つまりMEGAはHYPERの純粋な上位モデル、ということだと思われます。
そして今回はお借りした状態はこちらです。

タイヤはIRCのアスピーテプロ S-Lightが付いていました。
少し不思議だったのが、、、

リアが25c

フロントは28cでした。
ということなのですが、特に深くは考えずに今回はアスピーテ初体験ということもあり、このままで試乗をさせていただくことに致しました。
▶漕ぎ出し、高出力域
まずは様子見ですが、
パワー的には10倍で加速、6倍ぐらいいわゆる高強度域です。絶対に長続きするパワー領域ではありませんので、短時間の高強度です。
速いです。
踏んだ瞬間の進む感じ、押し出される感をかなり強く感じます。
踏んだパワーでそのまま地面を蹴っているようなイメージです。
その後3km5分ぐらいの区間は5倍です。
巡航をしてみるとわかるのですが、少々足が負けてしまっている印象です。
硬いホイールは足にくる、何ていうお話はよく見聞きすることですが、何が原因なのかはよくわかりませんが、おそらく普段使っているホイールとの差があって、タイミングが取りづらいのだと思います。
踏んだ瞬間その足で地面を蹴っているように感じるぐらいリニアに反応する一方、抜けが良すぎるためペダリング時のピークポイントとも思しき3~4時付近の通過が超早いのです。

これはワタクシ自身のペダリングの癖的なところだと思うのですが、ペダリンググラフ・フォースベクトルを見てみると、4時以降から後方への抜けそして踏み遅れ気味に思えます。この乗り方とも相まって剛性が高いためパワーのピークポイントでの抜けが良く、通過が速いのでパワーが掛かる前に抜けてしまう、結果的に踏み遅れ気味に陥っているのでは?ということです。この踏み遅れの影響が、剛性が高く反応がリニアなホイールのほうが顕著に現れるように思えます。
とは言ってもグラフに現れるほどの差は出ませんので、あくまでも推測です。
踏むポイント、入力ポイントのズレが生じることで疲れやすく、パワーをかけづらく感じてしまったのだと考えられます。
しかしこれはMEGAを使い込みペダリングが慣れ変わってくることで、印象が変わってくるとは思います。(MEGAだけではなく他の高剛性ホイールでも同様かと思われます。)
ちょっと寄り道をしてディスクブレーキ車のホイールの話ですが、経験上ディスクブレーキのホイール選びはリムよりも繊細でホイールによる差が顕著に現れます。
もとよりディスクブレーキのフレーム剛性は非常に高くすることができる構造上、ホイールが体に与える影響が大きいのだと思います。そのためホイールに合わせた回し方、というのがリムのホイールよりもディスクのホイールのほうがペダリングが難しいように感じています。
▶程々の中速域
そんなことを考えつつ、今度は4倍ぐらいまでパワーを落として巡航してみました。
これが非常に具合が良いです。
スルスル進んでいくように感じるのも、空気の抜けが非常によいように感じました。
パワーを掛けまくればその分しっかりと足にくるように感じるのですが、逆に少し緩めて走ってみると非常によく走ります。少し控えめな領域、疲れやすいと感じることもないぐらいの領域での使い勝手は非常に良いです。
その空力的な抜けの良さがHYPER以上に良いと感じたのは、帰ってきてからハブやスポークを見てみるとなんとなくわかりました。
HYPERと比べてスポークやハブが違います。

HYPERよりも太く薄い約4.3mmでした。
風抜けがよく感じたはハブやスポークの空力的な影響だと考えてはいたのですが、あとになって考えてみるとハブ剛性やスポーク、ホイール全体としての転がりの良さも、抜けの良さのように感じることに影響を与えているのかもしれません。
▶高速域、再び高出力域
広い道に出てもう少し高い速度からの加速を試してみました。
例えば35km/h程度の巡航から、更に速度10km/h+αをぐらい上げるような加速です。
凄いです。やはりこういったところの使い方を想定されて設計されているとしっかりと感じることができます。
加速感は鈍ることがなく、パワーをかければかけるだけ速度が一直線に上がっていきます。
細かな上りも数個こなしますが、上りでパワーをかけたときの反応も超俊敏です。
ため感、という言葉はほぼないように思えました(笑)瞬間的にパッと速度を取り出すことができます。
当然長くもつ領域ではありませんので、すぐに足は売り切れてしまいますが、レースの速度域であったり、体重が重くパワーがある方には強烈な武器になると感じました。

▶まとめ
今回はお借りしていた期間が短かったため、そこまでガッツリ乗り込んだわけではありませんが、狭いコース等ではなくしっかりと速度をだせる場所で試した総合的な印象です。
基本的に剛性は鬼のように高いと感じました。おそらく今まで使用したり、試乗してきた様々なホイールの中でもトップクラスに剛性が高いのだと思います。空力的な抜けも非常によく加速もリニアな一方、硬いホイールに慣れていないと最初は戸惑いというか、踏み方によっては使いづらく感じることもあるかと思います。慣れるまでは少し時間がいるかも知れません。それでも慣れてきたら更に印象が良くなりそうです。。。
乗り心地という面ではタイヤの影響もあるかもしれませんが、ホイールの全体としての剛性ほど悪くはありませんでした。
総合的に見て純粋にHYPERの正統上位モデル、というのがワタクシが率直に感じたことでした。
HYPERを使っていて更にもう一絞り、更にもう一歩踏み込みたい方、まさに性能を極限まで求めた結果という印象のホイールでした。
ということで今回はHYPERじゃなくてMEGAだMEGA! LUN MEGA D45インプレッション!!そんなお話でした。
ちなみにアスピーテの感想ですが、IRCといえばFormulaPro、チューブレス(レディ)タイヤです。アスピーテはまさにチューブレスのようなクリンチャーという印象が強く、まさにチューブレスを得意とするIRC社が作ったクリンチャータイヤ、チューブレスのようなクリンチャー、IRCっぽさが存分に詰め込まれたタイヤという印象でした。個人的にはかなり好きです。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
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