前回の記事はこちらからどうぞ↓↓↓
MAKUHAL(マクハル)とは:
マクハルとは通常のシーラントと違い、タイヤ内で膜を作ることで空気の漏れを止めるシーラント剤です。施工後のタイヤ内部のマクハルは乾いている状態ですので、タイヤ内部でシーラントの液体成分チャポチャポする事はありません。
実際に初回行ってみた感想としては、やはりメリット・デメリットがあります。
簡単にまとめてみます。
✓メリット
・軽い:基本的に液体成分をできるだけ抜くので、他社の液体シーラントよりも軽いです。
・粘性抵抗がない:チューブレスの重さと言いますが、のっぺりとした感じの原因なのかもしれません。軽量クリンチャーとTPUの組み合わせと比較するとやはり重量的にもそうですが、重さを感じなくはありませんが、マクハルのほうが軽快に思えます。
詳細はマクハルの公式動画をご参照下さい
・シーラントが乾かない:というか元々乾かして使うものですので、乾いて良いという通常のシーラントとは全く逆の使い方です。
どのぐらいの持続性があるのか、というのは非常に難しいです。というのもワタクシの場合、走行距離の問題もあり、数ヶ月でタイヤが終わってしまいますのでそこまで長くは使い続けることがないのですm(_ _;)m
・自然減圧の少なさ:ブチルほどとはいきませんが、空気圧の減圧幅はかなり少ないです。
・日常的な空気入れでバルブがつまりづらい:液体が入っているわけではありませんので、日常的なエア補充等の際にバルブをつまらせることがありません。ただし施工時はバルブが詰まりやすいです。。。
・タイヤの交換時の手間:新しいタイヤへの交換だけではなく、パンクをして外出先でチューブを入れる作業時もドロドロのシーラントが入っていないということは非常に楽なことです。シーラント運用の弱点をかき消しているイメージです。
✓デメリット
・施工の手間:慣れるまでは特にですが、施工がなかなかに手間も時間もかかります。また完全に施工が成功しているのかの判断には時間がかかる場合もあります。
・パンク時の反応:おそらくクリンチャーのように空気が一気に抜け切ることは少ないとは思いますが、液体入りのシーラントであれば穴が空いても塞がる可能性がありますが、マクハルの場合は修復には至らない場合と思われます。
ということを踏まえての本題へです。

▶マクハル施工後の実際
1本目の施工は自然減圧もかなり少なく、完璧にできたと自負しておりました。
しかしです。
珍しい傷の付き方です。
ケーシングは切れてはいますが、内部までの穿孔ではなく空気圧の減少も一切ありませんでした。
これは運が良かったのが、CORSA N.EXTが優秀なのかはもう少し使ってみないとわかりません。それでもCORSA N.EXTはワタクシが最近実際に使ってきたタイヤの中で傷の入りにくさはトップです。
ということでこうなってしまっては使い続けられませんので、タイヤ交換です。
まずは現状がどうなっているのかを確認します。

やはりよく伸びる薄い膜のような状態になっております。
なんとってもこちら。

リム側の掃除が超楽です。これも立派なメリットだと思います。

きれいにタイヤに膜が張っていますが、意外と湿っぽい感じもありました。
※センターの塊は以前使用していたシーラントの残骸です。
▶施工②
ということで2回目の施工をいたします。

今回も同じくCORSA N.EXTを使用しました。
重量を測っておきます。

1455gです。
マニュアル通りの方法です。
ビードを上げる前に120mlを入れます。
やはりマクハルの取り扱いはの基本は”優しく”です。
シリンジでボトルから吸う時、タイヤに入れる時、抜く時も全てです。
優しくマクハルを120ml入れました。
その後ビード部にマクハルがつくように優しく馴染ませます。
ビードへの塗布、なじませる工程が終了したら一気にビードを上げます。この時モタモタしているとマクハルはどんどん噴き出してきたりして周囲を汚したり、好ましくないことが起きます。
ビードが上がりました。

その後もブンブン回すことはなく、やはり優しく優しくゆっくり回してマクハルをタイヤ内部にまとわせます。
その後エアーを抜く時もそっと抜きます。バルブコアに詰まりやすいです。
コアを外して専用のシリンジ(ヌキトル)で抜き取りました。

抜き取る際最後は泡っぽくなってきますが、ここでもできるだけ優しく行うことでアワアワになりづらいです。

ほとんど漏れることなく、汚すこともなくきれいに作業ができました。
最後は体重測定です。

1477gでした。
マクハル注入前 1455g
マクハル施工後 1477g
内部マクハル 22g
前回よりは残りました。
しかしでないものは出ないので、しばし様子を見ます。
というのも内部に残留が多いことによる弊害は固まり方によるバランス、膜の形成・完全に乾くまでの時間がかかるということかと思われます。
また液体成分が残っていると粘性抵抗、ということですが数mlでの影響はそこまで多いと思われますし固まればOKです。
ということで内部の乾燥を促進する方法として”乾燥した空気を送り込む”、という方法があります。
液体成分の入ったタイヤ内はジメッとしておりますので、その空気を抜き、外気を入れるだけでも乾燥は促進されます。※コンプレッサーはNGです。
ですので完全に乾くであろう2~3日ぐらいは完全に空気を抜く、入れるを行うだけでも乾燥は早く進むと考えれらます。
ただしビードが落ちるとよくありませんので、ビードが落ちそうな場合は空気圧をある程度までゆっくりと下げ、その後又空気を入れる、ということを行うほうが良いかもしれません。
あとは数日様子を見て、自然減圧がどのぐらいかというのを計ると良いと思います。
ともあれ今回も自然減圧はやはりかなり少ないです。
▶まとめ
やはりマクハル施工のチューブレス、、、良いのです。
正直なところマクハル運用でもクリンチャー+TPUの抜群の軽快さ、と言うところまではたどり着くことができません。
しかしです。
チューブレス特有の乗り心地の良さ、安定感等はやはりTPUでは味わえないものがあります。
自転車から降りて様々なことを頭の中で考えるとどうしても、クリンチャー+TPUの軽快さを思い出してしまうのですが、実際にチューブレスに乗るとやっぱりチューブレス良いなぁと感じるのです。
そう、どっちも良いのです。
今後はまた他の種類のタイヤにも施工をしてみての反応を見てみたいと思います。
ということで今回は、TLRに革命 MAKUHAL(マクハル)施工2回目、そんなお話でした。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
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・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
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当店の特徴・詳細ははこちらから
MAKUHAL(マクハル)とは:
マクハルとは通常のシーラントと違い、タイヤ内で膜を作ることで空気の漏れを止めるシーラント剤です。施工後のタイヤ内部のマクハルは乾いている状態ですので、タイヤ内部でシーラントの液体成分チャポチャポする事はありません。
実際に初回行ってみた感想としては、やはりメリット・デメリットがあります。
簡単にまとめてみます。
✓メリット
・軽い:基本的に液体成分をできるだけ抜くので、他社の液体シーラントよりも軽いです。
・粘性抵抗がない:チューブレスの重さと言いますが、のっぺりとした感じの原因なのかもしれません。軽量クリンチャーとTPUの組み合わせと比較するとやはり重量的にもそうですが、重さを感じなくはありませんが、マクハルのほうが軽快に思えます。
詳細はマクハルの公式動画をご参照下さい
・シーラントが乾かない:というか元々乾かして使うものですので、乾いて良いという通常のシーラントとは全く逆の使い方です。
どのぐらいの持続性があるのか、というのは非常に難しいです。というのもワタクシの場合、走行距離の問題もあり、数ヶ月でタイヤが終わってしまいますのでそこまで長くは使い続けることがないのですm(_ _;)m
・自然減圧の少なさ:ブチルほどとはいきませんが、空気圧の減圧幅はかなり少ないです。
・日常的な空気入れでバルブがつまりづらい:液体が入っているわけではありませんので、日常的なエア補充等の際にバルブをつまらせることがありません。ただし施工時はバルブが詰まりやすいです。。。
・タイヤの交換時の手間:新しいタイヤへの交換だけではなく、パンクをして外出先でチューブを入れる作業時もドロドロのシーラントが入っていないということは非常に楽なことです。シーラント運用の弱点をかき消しているイメージです。
✓デメリット
・施工の手間:慣れるまでは特にですが、施工がなかなかに手間も時間もかかります。また完全に施工が成功しているのかの判断には時間がかかる場合もあります。
・パンク時の反応:おそらくクリンチャーのように空気が一気に抜け切ることは少ないとは思いますが、液体入りのシーラントであれば穴が空いても塞がる可能性がありますが、マクハルの場合は修復には至らない場合と思われます。
ということを踏まえての本題へです。

▶マクハル施工後の実際
1本目の施工は自然減圧もかなり少なく、完璧にできたと自負しておりました。
しかしです。
完璧なマクハル施工だったのに一発でカーカス ケバケバで終了!💦 それでもエア漏れはなし✨
— Teppei.Y 目指せ走れるメカニック!! (@ff_cycle) October 19, 2023
次は何を使うかなぁ🤔 pic.twitter.com/130CEyMGdf
珍しい傷の付き方です。
ケーシングは切れてはいますが、内部までの穿孔ではなく空気圧の減少も一切ありませんでした。
これは運が良かったのが、CORSA N.EXTが優秀なのかはもう少し使ってみないとわかりません。それでもCORSA N.EXTはワタクシが最近実際に使ってきたタイヤの中で傷の入りにくさはトップです。
ということでこうなってしまっては使い続けられませんので、タイヤ交換です。
まずは現状がどうなっているのかを確認します。

やはりよく伸びる薄い膜のような状態になっております。
なんとってもこちら。

リム側の掃除が超楽です。これも立派なメリットだと思います。

きれいにタイヤに膜が張っていますが、意外と湿っぽい感じもありました。
※センターの塊は以前使用していたシーラントの残骸です。
▶施工②
ということで2回目の施工をいたします。

今回も同じくCORSA N.EXTを使用しました。
重量を測っておきます。

1455gです。
マニュアル通りの方法です。
ビードを上げる前に120mlを入れます。
やはりマクハルの取り扱いはの基本は”優しく”です。
シリンジでボトルから吸う時、タイヤに入れる時、抜く時も全てです。
優しくマクハルを120ml入れました。
その後ビード部にマクハルがつくように優しく馴染ませます。
ビードへの塗布、なじませる工程が終了したら一気にビードを上げます。この時モタモタしているとマクハルはどんどん噴き出してきたりして周囲を汚したり、好ましくないことが起きます。
ビードが上がりました。

その後もブンブン回すことはなく、やはり優しく優しくゆっくり回してマクハルをタイヤ内部にまとわせます。
その後エアーを抜く時もそっと抜きます。バルブコアに詰まりやすいです。
コアを外して専用のシリンジ(ヌキトル)で抜き取りました。

抜き取る際最後は泡っぽくなってきますが、ここでもできるだけ優しく行うことでアワアワになりづらいです。

ほとんど漏れることなく、汚すこともなくきれいに作業ができました。
最後は体重測定です。

1477gでした。
マクハル注入前 1455g
マクハル施工後 1477g
内部マクハル 22g
前回よりは残りました。
しかしでないものは出ないので、しばし様子を見ます。
というのも内部に残留が多いことによる弊害は固まり方によるバランス、膜の形成・完全に乾くまでの時間がかかるということかと思われます。
また液体成分が残っていると粘性抵抗、ということですが数mlでの影響はそこまで多いと思われますし固まればOKです。
ということで内部の乾燥を促進する方法として”乾燥した空気を送り込む”、という方法があります。
液体成分の入ったタイヤ内はジメッとしておりますので、その空気を抜き、外気を入れるだけでも乾燥は促進されます。※コンプレッサーはNGです。
ですので完全に乾くであろう2~3日ぐらいは完全に空気を抜く、入れるを行うだけでも乾燥は早く進むと考えれらます。
ただしビードが落ちるとよくありませんので、ビードが落ちそうな場合は空気圧をある程度までゆっくりと下げ、その後又空気を入れる、ということを行うほうが良いかもしれません。
あとは数日様子を見て、自然減圧がどのぐらいかというのを計ると良いと思います。
ともあれ今回も自然減圧はやはりかなり少ないです。
▶まとめ
やはりマクハル施工のチューブレス、、、良いのです。
正直なところマクハル運用でもクリンチャー+TPUの抜群の軽快さ、と言うところまではたどり着くことができません。
しかしです。
チューブレス特有の乗り心地の良さ、安定感等はやはりTPUでは味わえないものがあります。
自転車から降りて様々なことを頭の中で考えるとどうしても、クリンチャー+TPUの軽快さを思い出してしまうのですが、実際にチューブレスに乗るとやっぱりチューブレス良いなぁと感じるのです。
そう、どっちも良いのです。
今後はまた他の種類のタイヤにも施工をしてみての反応を見てみたいと思います。
ということで今回は、TLRに革命 MAKUHAL(マクハル)施工2回目、そんなお話でした。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
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また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
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コメント
コメント一覧 (2)
そこそこのパンク耐性があって、修理キットで修理した後も同じタイヤを使えるならば、検討してもイイかな。パンク事にシーラントでベトベトになるのがチューブレスを止めた理由なので。(蛍光ピンクのヤツ)
マクハルの修理キットはいわゆる突っ込む系パンク修理の進化形のようなイメージです。あれはタイヤを外さずに修理ができる便利品ですが、そもそもタイヤ内部がベタつかないのでチューブを入れるのも容易かと思います。個人的には穴を広げるのがどうしても抵抗が。。。
と大きな声ではあれですが、蛍光ピンクはあまりおすすめは、、、パンク時に苦労をすることになりますし、止まりづら、、、